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完成住宅事例 - 北二ツ坂の家
北二ツ坂の家
敷地は南側前面道路に向かって緩やかに傾斜していた。その「傾斜を活かした断面計画」を基本方針として設計を進めた。敷地の傾斜に逆らうことなく、1階はリビングを基準として、ダイニング+400、ファミリールーム+800と3つのレベルを設け、吹抜を介してワークデスクのある2階のハンズオンルームへと滑らかに繋がっている。くつろぐ、食べる、遊ぶ、勉強する、といった家族の営みを近接させながらレベル差を利用して緩やかに仕切ることで、「家族の一体感」と「心地よい落ち着き」を両立させることを意図している。それぞれが別のことをしていても、家族はいつも一緒。この家ではそんな「心地よい家族の一体感」を楽しむことができるだろう。