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Column

2020.09.21 / 投稿者:itaku

建築家 眞木啓彰氏の素顔

建築家イエ展のアンケートでリクエストが多かった「建築家の素顔」を
順番にYouTubeへ投稿していきたいと思っています。

お一人目は名古屋市守山区大森八龍に住宅兼アトリエがある
MA設計室の眞木 啓彰さんをご紹介します。

MA設計室
愛知県名古屋市守山区大森八龍二丁目630番地
TEL:052-799-0171  E-mail:maki@ ma-atelier.com

・設計事務所の外観
・事務所内の様子

インタビュー
1.「なぜ、建築家に?」
建具屋の次男に生まれ、小さい頃から木に囲まれて生活をしていた。
仕事の手伝いをすることもあり、建築現場について行き 家づくりの一端を見ていた。

高校生の時に教育実習に来ていた大学の先輩の作品を見せてもらいその作品の自由な発想と 魅力的なプランに感動して 建築家を目指すことになった。

2.「設計で気をつけていることは?」
それぞれの家族にテーマがあり 目指すカタチが違います。
会話を通じて沢山のヒントが出てきます。
それらを引き出して、バランスを整えて、提案させて頂くのが私の仕事です。

健康を害する空間は造らない。
せっかく家をつくるのに健康を害する空間では意味がない。
体に安全な建材を使いたいと思っています。

心地良い空間を目指しています。
何年たっても心地よい素材・開放的な空間・風の流れ・陽の当たり方・断熱・家族の導線…などなど心地良い要素は沢山あります。
敷地に合わせて考えていきます。

家づくりをする時に、自分が住むつもりで取り組みたいと思っています。
自身が納得できる家を提案させて頂きたいと思います。
その中に少しだけ遊び心を入れたいと思っています。

3.「プライベートは?」
家族は、妻と子ども3人とトイプードル。妻の両親との2世帯住宅です。
24年前に建てた傾斜地に立つ2世帯住宅に住んでいます。
傾斜地や2世帯住宅の依頼も多いです。

安全な食材に興味があります。
添加物、加工食品、コンビニ食材など体に良くない物は口にしないように心がけています。
妻が働いていることもあり、平日の夜は私が晩ご飯を作ります。
自分でキッチンに立つので、キッチン導線の感覚は身に付いていますよ。

仕事と遊びのオン、オフを大事にしています。
体を動かすことが好きなので、野球、ソフトボール、ゴルフをやっています。

今年の初めからロングブレスもやっています。
休日は、妻とウォーキングをすることも増えました。

4.「MA設計室の魅力は?」
事務所を開設して26年になり、設計させて頂いた家は、110軒ぐらいになります。
様々な要望に応えた、様々なタイプの家があり、ノウハウは沢山持っています。

海外の建築視察旅行によく行きましたので、世界の建築、空間を沢山見て来ました。
いろいろな建築手法を体験していますので、様々なアイディア持っていますよ。

PTAや自治会の活動に参加してきました。
自分で言うのも何ですが、私は、話しやすいらしく、いろいろな相談をよく受けます。
ハウスメーカーでは満足できなかった方からの問い合わせも多いです。

5.「今後の活動は?」
町医者のように、地域に信頼される存在になりたいと思っています。
何ができるかは分りませんが社会に貢献できることを考えていきたいです。
例えば、自治会などの街づくりに参加して街全体が安全で楽しいコミュニティになると良いなと思っています。

地球に優しい設計を取り入れたいと思っています。
断熱やソーラーパネルなどの省エネルギーやエネファームなどの自家発電などを取り入れていきたいです。
地球に優しい素材も取り入れたいです。